【徹底解説】安全衛生法に係る低圧電気取扱特別教育講習

【徹底解説】安全衛生法に係る低圧電気取扱特別教育講習その他の資格
【徹底解説】安全衛生法に係る低圧電気取扱特別教育講習

「低圧電気取扱特別教育はどんなことが学べるの」
こんな方に向けて書きます。

どーも、つねです。
今回は、私が実際に受講した低圧電気特別教育について、まとめました。

私は電気保安業界三年目ですが、

改めて電気の作業を行う際の注意点、規則を学ぶことができました。

また労働安全衛生法により、職場で教育がなければ、

本講習を受ける必要があります。自分の身は自分で守りましょう!

私は関東電気保安協会さんで本研修を受講させていただきました。

講師の方はベテランのおじいちゃんで、丁寧に詳しく教えていただけました。
関東電気保安協会ホームページ

高圧・特別高圧の講習も受けているので、ぜひ併せて見てみてくださいね。

【徹底解説】高圧・特別高圧電気取扱特別教育とは

使用した参考書はコチラです!

※最新の7版が6月7日に出るようなので、そのリンクを貼っておきます。


低圧電気取扱特別教育の概要

低圧電気取扱特別教育

本教育の目的

「電気に関する基礎知識、作業安全に関する知識・技能を習得し、

感電災害の防止に寄与する」ということです。

無知ほど危険なものはないです。電気関連の業務にあたる方で

ぜひ本講習の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

法的根拠

労働安全衛生法 59条第三項

「事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに

 労働者をつかせるときは、 厚生労働省令で定めるところにより、

 当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を

 行なわなければならない。」

会社が電気作業を行うものに対して、

講習を受けさせないといけないという法律です。
本講習を受けなくても、

以下カリキュラムで社内で講習が行えればそれでよいです。

社内講習の場合はその記録を残しておく必要があります。

進め方

DVDを元に講師の方が補足事項を説明してくださりました。

やはり動画があるとかなり理解度が上がりますね!

こんな方におすすめ

労働安全衛生法がもとになっているので、電気を扱う人の安全を意識した講習です。
現場作業を行う方、現場監督、立ち合いされる方はもちろんですが、

体系だった知識を学びたい方にもおすすめの講習です。

※ある程度の知識を前提に進められるので注意

低圧電気取扱特別教育のタイムテーブル

低圧電気取扱特別教育

低圧の電気に関する基礎知識1【1h】


一般的な知識の復習です。
サラーっと流れているので、以下キーワードでパッと内容がイメージできるレベルが必要です。

  • 低圧電気の危険性
  • 短絡
  • 漏電
  • 接地
  • 電気絶縁

低圧の電気に関する基礎知識2【2h】


こちらも一般的な知識の復習です。単相三線回路の中性線はヒューズを使わない等、

少々、難易度は上がった印象です。

  • 配電設備
  • 変電設備
  • 配線
  • 電気使用設備
  • 保守および点検

昼食【0.75h】

周囲にランチできるお店がなかったのが残念でした(笑)

低圧用の安全作業用具に関する基礎知識【1h】


実際の用具が置いてあったのでイメージも付きやすかったです。
ネオン発行式の検電器など、今では見られないレア用具もありましたw

  • 絶縁保護具及び防具
  • 絶縁用防具
  • 検電器
  • その他の安全作業用具
  • 管理

低圧の活線作業及び活線近傍作業の方法【2h】

TBMやKYMなど作業のイロハについて、再確認することができました。
残留電荷は直流なので交流専用検電器では検出できない等、勉強になりました。

  • 充電電路の絶縁防護
  • 作業者の絶縁保護
  • 停電電炉に対する措置
  • 作業管理
  • 救急処置
  • 災害防止

関連法令【1h】

  • 労働安全衛生法
  • 労働安全衛生施工令
  • 労働安全衛生規則

実技教育【1h】

  • 停電・送電操作実習
  • 模擬試験・質疑応答

以上です、皆様の一助になれば幸いです。

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