「電験三種の合格率はどのくらい?」
「電験三種の受験者数の推移を知りたい!」
こんな方に向けて記事を書きました。
どーも、つねです。
今回は、電験三種の人気や、難易度の推移を
データをから紐解きたいと思います。
以下、サイトよりデータを抽出しています。
受験者数の推移
まずは、電験三種の受験者数の推移です。

1995年から2020年までの平均受験者数は47,548人です。
電験3種は強電系の登竜門的な資格であり、
業務独占資格ですので、根強い人気がありますね!!
2010年をピークに徐々に減少傾向であることがわかります。
これは、強電系を目指す学生が減っているのが一つの要因ではないでしょうか。
電気主任技術者不足を心配する声がありますが、
そもそも電気業界の人気が下火で、
強電系に来る優秀な人材が減っているのではないでしょうか。
合格者数推移
続いては合格者数の推移です。

1995年から2020年までの平均合格者数は、4,685人/年です。
受験者数が推移していますので、合格者数で大した議論はできませんね。
合格率
続いて、合格率についてみていきます。
難易度の変化みるには、合格率で議論する必要があります。
まずは、四科目合格された方です。
つまり、電験三種の免状を得ることができた人の割合です。

こちらも多少のばらつきがあります。
1995年から2020年までの四科目合格率の平均は9.79%です。
電験が難関資格と呼ばれる理由がわかりますね。
電験は合格点が決まっておらず、その年の難易度によって、合格点が変化します。
つまり、試験側がある程度合格率を操作できるのです。
続いて、1科目以上、科目合格した人の割合です。
電験3種には科目合格制度があり、四科目を3年で合格すれば、
電験3種の免状をいただくことができます。
詳細は以下、記事をご覧ください。
【メリットまとめ】電験ドリーム!電験三種取って変わったこと4選

1科目以上合格した人の割合は、比較的高く、
1995年から2020年までの平均は43.6%です。
この数値をみれば、難関資格と、そこまで身構える必要はないのではないでしょうか。
そうです!本ブログで伝えたかったことはここからです!
電験三種は各科目ごとの難易度はそれほど高くないのです!
では、なぜ合格率が10%を切るほど難関資格と呼ばれているのか。
・年に一回の試験であり、モチベーションの維持が難しい
・苦手科目が克服できず、ボトルネックになっている
※ボトムネックといっていましたが、ボトルネック(bottle neck)が正解のようです。
ご指摘ありがとうございました。。

やっぱり電験三種は難関資格なんだ、あきらめようかな。。。

そんなあなたに朗報です!
年一回しかなかった電験三種が2022年から年二回になるのです!
そうなんです!2022年から電験三種は年二回実施されます。
年二回であれば、モチベーションの維持もしやすく、
また、ボトムネックの科目も挑戦できる機会が二倍になります!
グッと電験三種が身近に感じませんか?
以上、今回は電験三種の難易度や人気をデータをもとに紐解いてみました。
コメント
「ボトムネック」→「ボトルネック」が正しいのではないでしょうか?
↓をご参照ください (能書きを垂れるのは面倒なので…)
https://wa3.i-3-i.info/word12813.html