「高圧・特別高圧特別教育って受ける必要があるの?」
「高圧電気の取り扱いについて、体系だった教育を受けたい」
こんな方に向けて、記事を書きました。
どーも、つねです。
今回は、「高圧・特別高圧電気取扱特別教育」について
実際に受けてきたので、内容についてまとめたいと思います。
新入社員や新規入場者はもちろん、
電験三種で勉強したことも多く出てきたのでよい復習になりました。
電験三種の前哨戦として受講するのもよいのではないかと思いました。
低圧の講習も受けているので、ぜひ併せて見てみてくださいね。
使用したテキストはこちらです!
概要

時間:9:00~17:00(2日間とも)
費用:20,400 円(税込み22,440円)
目的:電気取扱者の安全
労働安全衛生法では、事業者は感電等の災害を防止するため、従業員に
「高圧もしくは特別高圧の充電電路もしくは当該充電電路の
支持物の敷設、点検、修理若しくは操作の業務」に従事させるときは、
安全または衛生のための特別の教育を行うことを義務づけています。
事業者で教育ができない場合、このような外部講習を受けましょう!
私は関東電気保安協会で受講させていただきました。
勉強になったこと

保安規定に記載する定期点検の方法について、
日本電気協会発行「自家用電気工作物保安管理規程」の紹介がありました。
停電回路の措置(検電・放電・接地)
絶縁保護具の使用法
事故事例の紹介
電験三種の前哨戦としても有用

電験三種の内容とと被っている部分が多くあったので、キーワードをピックアップしてみました。
絶縁耐力試験の電圧値
各種接地工事の抵抗値
多導体のコロナ損失
長距離、大容量の直流送電
高圧受電(PF・S型とCB型)
タイムテーブル

学科
高圧又は特別高圧の電気に関する基礎知識/1.5時間
高圧又は特別高圧の電気設備に関する基礎知識/2時間
高圧又は特別高圧用の安全作業用具に関する基礎知識/1.5時間
高圧又は特別高圧の活線作業及び活線近接作業の方法/5時間
関係法令/1時間
実技
停電の確認方法と断路器・遮断器・開閉器等の操作方法/1時間
以上、日ごろの業務を省みる良い機会になりました!
ぜひ、受講してみてはいかがでしょうか。
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