【電気設備wiki】三相変圧器の結線の表示方法

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【電気設備wiki】三相変圧器の結線の表示方法

どーも、つね(@output21599994)です。

今回は、三相変圧器の結線方式と表示方法について紹介します。

変圧器の銘板に「Yd1」であったり、「Dy11」といった表示があります。

これは三相変圧器の結線方法を表しているので、押さえておきましょう!

三相変圧器の結線方法

「Yd1」など三桁で表示されます。

最初の大文字が一次側の結線

真ん中の小文字が二次側の結線

最後の数字が一次と二次の位相差を時計の芯で表します。

「●■▲」

●:変圧器の電圧の高い巻線の結線記号をアルファベットの大文字で記載
  (ex:Yスター結線、Dデルタ結線)
■:変圧器の電圧の低い巻線の結線記号をアルファベットの小文字で記載
▲:電圧の高い巻線の中性点からU端子への電圧の方向が時計の0時を指したとき、
  電圧の低い巻線の中性点からu端子への電圧の方向がさす時計の時数を表示する

  ex)0低圧側と高圧側が同位相、1低圧側が30°遅れ、11低圧側が30°進み

Yy0:スタースター結線なので位相差は0°
Yd1:スターデルタ結線なので位相差は30°(低圧側が遅れ)
Dd0:デルタデルタ結線なので位相差は0°
Dy11:デルタスター結線なので位相差は30°(低圧側が進み)

変圧器の二次側をどう結線するかは、要チェックポイントです。

以上、【徹底解説】三相変圧器の結線の表示方法でした。

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