「冷凍機械責任者の試験の難易度や合格率ってどのくらい?」
「試験と講習について詳しく知りたい」
こんな方に向けて記事を書きました。
どーも、つね(@output21599994)です。
オフィスビルやデータセンターの温湿度管理をするために
冷凍機の存在が不可欠になっています。
今回はその冷凍機を扱うのに必要な冷凍機械責任者という資格について
徹底解説していきます!
冷凍機械のキモとなる冷凍サイクルについては
こちらの記事をご覧ください。
冷凍機械とは?
冷凍機械とは冷やす機械のことです。
冷凍サイクルと呼ばれる圧縮→凝縮→膨張→蒸発を繰り返し、
室内を冷やしたり、食品を冷やしたりします。
データセンターでは、温湿度管理が重要で、
この冷凍機械の知識が必須になっています。
冷凍機械責任者とは?
一定以上の規模の冷凍機械を扱うに高圧ガス保安法により、
冷凍機械責任者の免状を保持を選任することが義務づけられています。
冷凍機械責任者の免状 | 冷凍機械の規模 |
第一種冷凍機械責任者 | すべての製造施設における製造に係る保安 |
第二種冷凍機械責任者 | 1日の冷凍能力が300トン未満の 製造施設における製造に係る保安 |
第三種冷凍機械責任者 | 1日の冷凍能力が100トン未満の 製造施設における製造に係る保安 |
冷凍能力とは?
1冷凍トンとは1日に1トンの0℃の水を氷にするために必要な熱量のことです。
※これには日本冷凍トンとアメリカ(米国)冷凍トンがあります。
日本冷凍トン:
1JRT=(1000kg×79.68kcal/kg)/24h=3320kcal/h=3.86kW
アメリカ(米国)冷凍トン:
1USRT=(2000lb×144BTU/lb)/24h
=12000BTU/h=3024kcal/h=3.52kW
冷凍機械責任者試験とは?
毎年11月の第二日曜日に実施されています。
第三種は法令と保安管理技術の二科目があり、
それぞれで60%以上の得点で合格となります。
合格率は40~50%と難易度は低いといえます。
申し込みURL:高圧ガス保安協会
冷凍機械責任者講習とは?
講習会は年二回あり、3日間受講してのちに、検定試験があります。
検定試験は保安管理技術のみで検定で60%以上の得点で合格になります。
この検定での合格証があれば、上記試験で法規のみ受験し60%以上で
冷凍機械責任者の免状を得ることができます。
オススメ参考書
私が購入した参考書を紹介します。
図解が多く、イメージが付きやすくおすすめです。
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問題と解答が切り離し可能です。
解説は物足りないので上記テキストとの併用をオススメします。
以上、【徹底解説】冷凍機械責任者の難易度と講習でした。
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