「電験三種を持っていると、有利になる資格を知りたい」
「電験三種取得後、さらなるステップアップのために取得する資格を探している」こんな方に向けて記事を書きました。
どーも、つね(@output21599994)です!今回は電験三種取得していると、試験が免除になったり、受験資格が得られる資格や、電験三種の知識があればコスパ良く取得できる資格をまとめました。
私が電験三種を四科目一発合格した際に使用した参考書はこちらです。
電験があると有利になる資格

第一種電気工事士
・筆記テスト免除
・免状取得後5年以上電気工作物の工事、維持または運用に関する実務に従事で資格取得
第二種電気工事士
・筆記テスト免除
1級電気工事施工管理技士
実務経験6年以上で受験資格を得ることができます。
※第一種電気工事士の資格があれば、実務経験なしで受験可能です!
電気主任技術者は運用、施工管理は工事と役割は違いますが、対象は電気設備で共通です。電験と施工管理を取得することで、工事を知ることで運用しやすくなりますし、運用を考えて工事ができるようになり、シナジーがあると思います。
2級電気工事施工管理技士
実務経験1年以上で受験資格
消防設備士
甲種の受験することができるようになります。また、筆記試験のうち、「消防関係法令」を除き、「基礎的知識」及び「構造・機能及び工事・整備」のそれぞれの科目中における「電気に関する部分」が免除になります。
ビルメン業界で人気な、自動火報装置を扱える四類の受験を検討していますが、こちらでも電気の科目が免除されます!
電験三種の次に目指したい資格

エネルギー管理士(電気分野)
電験三種とかなりの部分で内容がかぶっています!電験三種の知識があればかなりコスパ良く取得できる資格です!私は電験三種合格した翌年の記憶が残っているうちに取得しました。ぜひ検討してみてください。
エネルギー管理士の概要については以下記事でまとめています。
電験二種
言わずもがなかもしれませんが、電験三種の上位資格である電験二種も検討しましょう。一次試験は電験三種とレベルはたいして変わりませんが、二次試験が異次元に難しいです。
また、電験三種取得後、実務経験5年を積むことで申請での取得が可能です。以下記事でまとめていますので是非ご覧ください。私は認定校で指定単位を取得していたので3年の実務経験で認定取得できました!
技術士 電気電子部門
エンジニアの最高峰の資格である技術士の取得も検討しみてはいかがでしょうか。一次試験と二次試験から構成されており、一次試験の難易度はそれほど高くなく、合格すると「技術士補」と呼ばれる資格を得ることができます。
(おまけ)電気主任技術者を補完する資格

危険物取扱責任者乙種四類
電気設備保守には非常用発電機が含まれることが多いです。その非常用発電機の燃料を保管するためには本資格が必要です。高校化学の知識があればそれほど難しいしかくではありません。
防火・防災管理講習
電気主任技術者は電気設備を保安する役職ですが、電気設備に収める建物について、防火・防災の知識は非常に重要になります。本講習は体系だって防火防災について学ぶことができます!
低圧電気取扱者安全衛生特別教育講習会
低圧電気(600V以下)の基礎知識から、実作業まで体系だって学べる研修です。実務経験が補完する意味で参加検討されてはいかがでしょうか。安全衛生法では本研修を受けるか、職場内で本研修に代わる講習を受けないと、低圧電気設備の業務を行うことができません。
実際に受けてきたので、内容は以下記事でまとめたので是非ご覧ください。
高圧・特別高圧電気取扱者安全衛生特別教育講習会
高圧・特別高圧(600V以上)についての研修です。計2日間の研修です。高圧・特高は命にかかわる仕事なのでぜひ本研修を受講しましょう。
以上、皆様の参考になると幸いです!
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