「エネルギー管理士って資格は役に立つの?」
「エネルギー管理士の勉強しているけど、モチベーションが下がってきた。。」
こんな方に向けて記事を書きました。
どーも、つね(@output21599994)です。
今回は、エネルギー管理士の将来性について、まとめました。
最近のバズワードである「カーボンニュートラル」について、
「超入門カーボンニュートラル」という興味深い本を読みました。
カーボンニュートラルとは
まず、カーボンニュートラルとは何かから。
地球の気温上昇を抑えるために、
温室効果ガスの排出量をプラス・マイナス・ゼロにすることを指します。
アプローチとしては、二つです。
温室効果ガスの排出量を減らす。
温室効果ガスを吸収する。
エネルギー管理士として、寄与できるのは前者の排出量を減らすです。
エネルギー管理士の一番の役割は省エネですので、ずばり当てはまりますね。
なぜカーボンニュートラル?
では、なぜカーボンニュートラルを進める必要があるのか。
「地球の気温上昇を抑えるため」で止まっていませんか。
もう一歩踏み込んで、地球の気温上昇が起こることでどんな弊害があるのか紹介します。
農林水産業:収量と品質の低下
水環境と自然災害:水インフラの危機
健康と感染症:生態系の変化で新たな感染ルートができる
産業:食品流通が不安定に
詳細興味がある方は、本書をご覧ください。
ここで言いたいことは、気温上昇により、
様々な業界で多大な影響がでるということです。
カーボンニュートラルと経済
世界では国連が「Return to Zero]というキャンペーンをしたり、
グローバル金融システムの金融庁・中央銀行の役割を果たしている
国際決済銀行と呼ばれる機関が危機の提言をしている。
菅首相は「2050年までに日本のカーボンニュートラルを実現する」と表明しています。
また経団連も同様の提言をしています。
金融庁では、上場企業に対して、気候変動が
事業リスクや収益機会につながる重要な経営課題と認識するよう
取締役会に求めています。
エネルギー管理士の将来性
本題に戻りましょう。
今後、カーボンニュートラルの動きは強まることは間違いありません。
日本では、各企業に対して、温室効果ガスの排出量の制限が強まっていくことでしょう。
各企業で温室効果ガスの排出量を管理しているのはだれでしょう。
そうです、エネルギー管理士です。
エネルギー管理士の価値は間違いなく上がり、
企業の温室効果ガスを本気で削減するキーマンになります。
エネルギー管理士は年に一回ですが、科目合格制度があります。
計画的に勉強すれば、難しい資格ではありません。
また電気主任技術者と範囲がかぶっているので、
電気主任技術者の取得を狙っている方は、
ついでにエネルギー管理士の取得も考えてみてください。
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以上、【オススメ資格】エネルギー管理士の将来性でした。
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